可愛いデザインに惹かれて買ったパンツだけど、穿き心地が良くない。そのパンツのサイズ、小さくない?
素敵なパンツはたくさんあっても、自分にぴったりのパンツを探すのは難しい。新しいパンツを穿いて出掛けたら、歩いているうちに食い込んだり、ずり上がったりして、パンツか気になって仕方なくなったという経験はないだろうか。
あーーー!気になる!直したいー!
こんな事態になるパンツは、どんなに可愛いくてもローテーションには入れられない。そこで、何をチェックしたら失敗のないパンツを探せるのかを考えてみた。
まずは、パンツのサイズについて。自分に合ったサイズのパンツを選べば、パンツの悩みの8割は解決する。
サイズが合わない理由
サイズが合わないパンツを穿いている人はかなりの確率でいるはず。なぜなら、パンツほど自分の思い込みのサイズで買うものはないからだ。
同じ下着であるブラジャーは、ある程度の値段がするし、試着もできるし、店員さんに採寸してもらうこともできるから、自分のサイズはだいたい把握している。では、パンツのサイズは?
いつも買っているパンツのサイズはわかっても、自分の本当のサイズは分からない人が多い。というのも、パンツは試着できない上に、店員さんにお尻を測ってもらうのは気が引ける。そこそこの値段だし、測ろうと思わない、気にしていない人が大半かと思う。
そうすると、何となく選んだサイズのパンツを買うことになる。そして何となく選んだと思っているサイズは、自分の理想や願望が混入していて、実際よりも小さいサイズであることが多い。
パンツを一度でも穿いてしまったら、多少の不都合があっても、そういうものかと思って穿き続ける。いや、かなりの不都合があっても、返品するのもどうかと思うし、かといって捨てるのも…。
そんな食い込む、ズレるなどの履き心地がよくないパンツはだんだん穿かなくなったり、一度穿いただけで引出しの奥に仕舞ったりする。この時、たまたまそのパンツが悪かったと思いがちだが、実はパンツのサイズが小さかったのかもしれない。
こんな場合は要注意
次のチェックポイントに心当たりはないだろうか。1つでも当てはまる場合、パンツのサイズが小さい可能性がある。
- とりあえずMサイズのパンツを穿いている
- 服と同じサイズのパンツを穿いている
- ブラジャーとセットだったパンツを穿いている
- とにかく小さいパンツを選んで穿いている
- パンツはキツめがいい
- お腹のお肉がパンツに乗っている
- パンツがお尻に食い込んでいる
- 大きなパンツを買うのは恥ずかしい
当てはまるものがあった場合、いつものパンツより1つ大きいサイズを選んで穿いてみるのもよいが、どうせなら自分のサイズを測ってみよう。
自分のサイズの測り方
パンツのサイズに必要なのは、ヒップのみ。お尻の一番高いところを床と水平になるように測る。
メジャーを使うのが楽だが、メジャーがない場合はバスタオルをヒップに巻き付けて、後から定規で計る。服の上からではなく裸で測りたいので、お風呂上りに試してみよう。
下着メーカーのWEBサイトには、イラスト付きの説明がある。
おしりのふくらみの一番高い部分を水平に測ります。
出典:サイズの測り方・下着の選び方 – パンツ編| Wacoal Web Store
ヒップの一番高いところを床と水平に計ります。
出典:下着の基礎知識|トリンプ
パンツのサイズ
測った自分のヒップサイズをパンツのサイズに当てはめてみよう。パンツのサイズは日本のメーカーでは共通。
≪パンツのサイズ:ヒップサイズ≫
- S:82~90cm
- M:87~95cm
- L:92~100cm
- LL:97~105cm
- 3L:102~110cm
よく見ると、それぞれのサイズには3cmの重なりがある。例えば94㎝などの境目のサイズの場合は、大きい方のLサイズを選んだ方が快適だ。パンツは伸縮性があるので、大きすぎるといったことはない。
ただ、ブランドによって大きめだったり、小さめだったりすることがあるので、注意したい。
まとめ
パンツの快適さはサイズで決まる。
服が合ってるかは人の意見を聞くことができるけど、パンツが合ってるかなんて聞く機会はほとんどない。是非とも自分の正確なヒップサイズを把握して、快適なパンツライフを送りたい。