【2018.11】今からLINEスタンプを作る(その2)

ぶっつけ本番で作り始めたLINEスタンプ。前回の作戦を頭の隅に置きながら、スタンプの絵を作っていくよ。

≪前回≫
【2018.11】今からLINEスタンプを作る(その1)

スタンプに必要な画像

LINEのガイドラインでは、スタンプに必要な画像の種類は3つ。いつも見ているスタンプ画像のほかに正方形のメイン画像と小さいトークルームタブ画像が要る。

必要な画像個数大きさ(ピクセル)
メイン1横240×縦240
スタンプ8
16
24
32
40
(最大)
横370×縦320
トークルームタブ1
横96×縦74

画像の大きさ(ピクセル)

ピクセルは簡単にいうと、画像の実際の大きさ。1ピクセルが光の点1個で、その点が集まって画像ができている。スマホで見る画像は、実際はどんなに大きくても画面に合うように縮小して表示されている。

ちなみに、さっきスマホで撮ってみた写真は2048×1536ピクセルだった。自分のスマホの画面サイズは1280×720ピクセルだから、実際の写真の大きさはスマホ画面4つ分ぐらいあることになる。

スタンプの大きさは、最大で横370×縦320ピクセル。画像の大きさは、画像情報(インフォメーションとかプロパティとか)で確認できる。大きな画像は、そのままでは使えない。何かしら小さくする必要があり。

画像の余白

スタンプ画像には10ピクセル程度の余白が必要。

下の画像がだいたい横370×縦320ピクセル。長方形かと思ったけど、ぱっと見は正方形に近い。

画像の透過

スタンプ画像は、背景を透過しないといけない。背景に色が付いてちゃダメなのです。

画像形式

画像は「PNG形式」にする。一般的な写真は「JPEG形式」なので、写真を加工する場合は変換が必要。

よく読もう

ガイドライン – LINE Creators Market
審査ガイドライン – LINE Creators Market

絵を描く

今回は紙に描くことにした。こんな感じでたくさん描いていきます。習字みたいになった。

できれば、スマホやパソコンで描くのがおススメ。描き上がった絵の加工が格段に楽で綺麗。

私は最初にスマホとパソコンで描いてみたけど、スマホは非力なのか応答がなくなり、パソコンはマウスとタッチパネルで頑張るしかない。上の鳥もどき絵が限界。

絵を電子ファイルにする

スマホで撮ってデータにしようと思っていたが、たまたまスキャナがあったので、スキャナで取り込み。影ができなくてよい感じ。

紙の絵を電子ファイルにするとき、どうしても紙の色ムラやホコリ、凹凸などでゴミが映り込む。スマホで撮ると影もできる。これを取り除く作業が手間なので、最初から電子機器で作ると楽。

絵を加工する

スマホアプリはどうも思いどおりに加工できなさそうなので、パソコンで作業してる。無料ソフトに大感謝。文字をパソコンで入れていれば、ここまで面倒なことにはならなかった気はする。

トリミング(画像の切抜き)

リサイズ(画像の縮小)

背景のゴミ取り

色塗り

背景透明化

使ったPCソフトフェア

どちらも無料で動作が軽い。何よりインターネットに情報がたくさんあるので、検索すればやりたいことの大半は方法が見つかる。

jTrim

高機能で使いやすい画像編集ソフト。10年以上前から更新されていないが、Windows10で問題なく使える。軽くて簡単でとてもよい。編集ソフトなので、絵を描く機能はない。

トリミング、リサイズ、ゴミ取りに使用。

PictBear

多機能で軽快なペイントソフト。私には機能が多くて難しかったが、いくつか試した無料お絵描きソフトの中では、何とか使うことができた。多分スタンプ作りはこのソフトで全部できるのだろう。

色塗り、透明化に使用。

できたスタンプ画像

行きつ戻りつしながら作成中。