手作りビーズアクセサリーの10年後(その1)

以前から手作りアクセサリーのパーツがどれぐらいで劣化するか気になっていた。でも、自分の場合、使っているうちに壊れたり失くしたりするので、古いものは手元にない。

そんなことを思っていたら、年末の大掃除で10年以上前に作ったヘアゴムが3つほど出てきた。スワロフスキーのビーズや自作のとんぼ玉を繋いだジャラジャラ系。

せっかく見つけた古いアクセサリー。 ヘアゴムは特に消耗品だと思っているから猶更残っていないくて貴重!さっそくパーツの劣化具合を観察してみた。

銀×青の涼しげヘアゴム

好きなパーツをありったけ取り付けた、ごちゃ混ぜジャラジャラ系。

作ったときはキラキラが嬉しくて結構使ったが、いくつかパーツが割れて脱落したので引き出しに仕舞ってあった。パーツの強度を全く考えていない構造で、今なら絶対に作らない組み合わせ。

元々は髪ゴムに繋がっている丸カンだけ黒で、他の金具は銀色だったはず。一部の金具が金色に変わっているが、全体的には銀色と光沢を保っている。

それぞれのパーツをアップにしてみる。

黒い丸カン

髪ゴムとパーツをつなぐ太い丸カン。おそらく太さ1.2mm×直径8mm。

同じパーツの新品があったので、比べてみた。いちばん負担が掛かりそうな金具だけど、多少傷が多くなったぐらいで、あまり変わらない。少し色が薄くなった気がするけれど、写真だとわからないぐらい。頑丈だ。

スターダスト玉

キラキラが素敵なスターダスト玉。メタルビーズ。

確か銀色だったものが真っ黒に変わっている。元の色が分からないので銀色と金色、両方並べてみた。残念ながら銀色は同じ大きさがなかったので、小さめ。

全体の色味的に元は銀色だったと思う。どちらにしても変貌の激しさがわかる。

黒くなっても最初からこういうパーツだと思えば味があるが、キラキラを求めているとがっかりしてしまう。磨いてもどうにもならなそうだし、スターダスト玉の輝きには寿命があると思った方がよさげ。

ラメ入りプラスチック玉

透明な水色の中にラメが散ったプラスチック玉。

表面に少しすり傷があるけど、ぱっと見ではわからない。ちょっと曇ってるかな、ぐらい。プラスチックは傷つきやすいイメージだったけど、傷がついても目立たないんだね。

スワロフスキービーズ

カットのキラキラが魅力的なスワロフスキー社製ビーズ。素材はクリスタルガラス。

ソロバン型4mm、ラベンダー。新品と比べると角が削れてしまっている。表面にも傷がついて、輝きがだいぶ落ちてる。

ソロバン型8mm、ホワイトオパール。使っていたものは角が欠けてるような…。4mmより削れが少ないのは、大きさのせいか、色のせいか。

硬いイメージのスワロフスキービーズがかなり削れていて驚いた。角があるから他のビーズを傷つけるし、自分も削れてしまうのか。

スワロフスキーが弱いとか駄目とかじゃなくて、繊細なスワロフスキーをジャラジャラ系にしたのが悪かった。輝きを長く楽しむには、ビーズがぶつからないデザインにしないといけない。

チェコビーズ ファイアポリッシュ

カットしたガラスビーズの表面を炎で融かして仕上げたファイアポリッシュビーズ。5mm。

傷はあるものの、輝きには影響しない感じ。角が元々溶けているのでスワロフスキービーズのように削れることもなかった模様。

スワロフスキーのキラキラが好きだけど、ファイアポリッシュの融けた飴みたいな輝きもよいね。長く使えるのはポイント高い。

とんぼ玉

ガラスを融かして丸めた、自作とんぼ玉。

ぱっと見は綺麗に見えるけれど、表面に結構傷がある。材料がスワロフスキービーズに近いクリスタルガラスだから、同じぐらい傷つきやすいんだろう。とんぼ玉も、ぶつからないデザインにした方がよさげ。

ガラスビーズ

とんぼ玉と似ているガラスのビーズだけど、傷が見えない。これは店で購入したもの。ガラスの種類が違って硬いのかな。中のゴールドストーンが綺麗に散っているからソーダガラスとみた。

パールビーズ

本物のパールではないはずだが、ベースの素材は不明。

全体的に色が薄くなって多少の傷はあるが、外観を損なうほどではない。パールが剥がれているかと思ったが、それもない。意外と強い。

まじまじと眺めていたら、思ったより写真がたくさんになってしまったので、今日はここまで!